HTML5について。
2015年04月15日(水)
2014年10月28日のW3Cの勧告から、「新規」のコーディングは全てHTML5に移行しました。
それまでは、状況に応じてHTML5とXHTML1.0でコーディングしていましたが、厳密に記述が決まっているXHTML1.0と記述が簡単になったHTML5と比べるとコーディングに時間がかかるのは、個人的には断然HTML5です。その差にこれからのWEBのあり方の違いがあるのではないかと思っています。
以下は、私の見解です。
XHTML1.0は、厳密に記述が決まっていて、正しくコーディングすればクローラーが読みやすくSEO対策に有利と言われていて、なおかつブラウザーでもエラーが少ない。
なので、HTML5が正式に勧告されるまでは、完全にHTML5に移行出来ずにいました。
それに対してHTML5は、記述が簡単になりました。なのでHTML5の方が簡単そうに思えます。
しかし、それは表面状だけで本来のHTML5の意味とは違います。
そして、HTML5を理解して行くにつれHTML5の魅力や奥深さを感じ、完全移行しました。
私は、HTML5の本質は「セマンティック・ウェブ」ではないかと思っています。
ユーザーが知りたい情報を検索エンジン等でいかに有意義な情報を提供出来るか。
クローラーを騙して検索結果を上位にする方法は、今後さらに淘汰され、より質の良いコンテンツが上位に来るのだと思います。
その基本として、HTML5のセマンティックなコーディングが重要になると私は思っています。
それは、1つのサイトをコーディングする際に、内容をしっかりと理解してマークアップし、クローラーに対してこのページはどんなサイトなのかしっかりと説明出来るコーディングが必要です。
HTML5のタグを使えばHTML5で作られたサイトなのではなく、よりセマンティックを理解し、正しい規格でコーディングされたサイトこそが本当のHTML5で作られたサイトだと思います。